足と手のポーズ
Hands To Feet Pose (Pada-Hastasana)足と手のポーズ このポーズは半月のポーズから続けて行います。右・左・後ろと来て今度は前。前屈のポーズです。このポーズも含めて、腰痛のある人は前かがみの姿勢こそ慎重にいきましょう。ゆっくりと入り、ゆっくりと戻ります。 ポーズの最終形は、膝が完全にまっすぐのままで足と体がぴったりくっついた二つ折り。ここまではなかなかの道のりです・・・。ですが、ポーズの前に準備運動からスタートして、呼吸とともにかかとを引っ張り続ければ、少しずつ柔軟性がついてきます! 何歳からでも始められて、何歳になっても続けられるというのもヨガのいいところ。そして嬉しいことに、多くのスポーツでは年齢とともにパフォーマンスは落ちていくと言われていますが、長く続ければ続けるほど自身の成長を感じられるというのもヨガの特徴です。体は必ず柔らかくなっていきます。焦らないで、また鼻呼吸。アキレス腱・ハムストリングス・お尻の筋肉がどんどん柔軟になっていくでしょう。 ポーズ中、膝をまっすぐにすることに囚われてしまいがちですが、優先順位があります。まずは上半身と脚をぴったりつけるところから始めてください。肘もできるだけふくらはぎの真後ろに回しこんだまま。写真の男性(水色パンツ)は足が長くまだ膝は曲がっていますが、体と脚は隙間なくくっついています。ここから少しずつ膝を後ろに押し込み伸ばしていく練習です。前屈が苦手な人は最初かかとを掴むのもハードですが、何度でもチャレンジ!尾骨からつま先までと、尾骨からおでこまで、360度のストレッチを目指しましょう。 足と手のポーズは、脳と脚部への血行を良くする効果もあります。目はしっかり開けて。腰痛がある人は、体を起こすときも慎重に帰ってきてください。