Standing Deep Breathing (Pranayama Series)
立位の深呼吸
クラスの一番初めに行う呼吸法。
鼻から吸って、口から吐きます。
6秒かけてゆっくりと。
肺・呼吸器系にとても良い呼吸法です。
普段の生活では20%ほどしか使っていないと言われている肺を100%使う練習。
肺が最大容量まで広がるのを助けます。
体中の循環を良くし、喘息や息切れ、そして緊張した状態を和らげる効果もあるので、準備運動に最適!
これから行うポーズにむけて、体を内側から温めていきます。
最初は、「6秒も吸えないよ!」と思うかもしれません。
だんだん肺の柔軟性や伸縮性が増し、よく膨らむようになっていきます。
自身の肺の最大容量が広がっていくのを感じてください。
その為にも、10回ずつ2セットという回数を行っています。
そして、肺を100%使う練習をしているので、お腹には空気を入れないようにします。
吸うときはお腹をへこませたまま!
あばら骨がはっきりと鏡に映るほどです。
吸い込んだ空気を全て、肺だけに入れましょう。
体中に新鮮な酸素を送ります。
喉を使うということも大切です。
鼻から吸って口から吐きますが、あくまでも使うのは喉。
喉を通して呼吸をします。
空気の摩擦音が出ていればバッチリ!
これも、何度もやっていると次第に感覚が掴めてくるはずです。
「息を吸うけどお腹はへこませるよ!」
「鼻から吸うけど使うのは喉だよ!」
「肘をつけるけど肩はリラックス!」
「頭を後ろに倒すとき背中は反らせないで!」
けっこう無茶言ってますね・・・。
だけど、この後に続くポーズ全てについても同じ。
集中して、聞こえてきた言葉を、その日できる精一杯やってみる!
それがヨガの効果と自身の成長にとって一番の近道です☆