しかばねのポーズの次は、ガス抜きのポーズ。
名前の通りの効果があります。
ガス抜きのポーズのやり方
仰向けの状態からスタート。
右足・左足・両足と順番に行います。
やり方①:右足の膝下を掴む
10本指を組み、膝から5センチ下のところをしっかり持ちます。
やり方②:膝を肩に向かって引っ張る
大きく膝を外に開いてから、右膝が右肩に付くまで引っ張ります。そのまま静止。
やり方③:左足も同じように行う
右足を下ろし、左足も同じように引き寄せたところで静止します。
やり方④:両膝を抱える
一旦左足を下ろしてから、改めて両足を上げ、膝を抱えて自分の両ひじを持ちます。そこで静止。
やり方⑤:腕と足を解いてリラックス
手足を解放し、しかばねのポーズを20秒間行います。
以上がガス抜きのポーズの流れです。
20秒しかばねのポーズをとったらもう1セット行います。
お尻や肩が床から浮かないようにしましょう。
ガス抜きのポーズの効果
- 上行結腸・横行結腸・下行結腸のマッサージ
- お腹の張りの予防と治療
- 便秘の改善
- 股関節の柔軟性アップ
- 腹部・太もも・腰の強化
ガス抜きのポーズのコツ・ポイント
楽そうなポーズにも見えますが、集中力と努力が必要です。
- 持つだけではなく引き寄せる
- 片足の時、伸ばしている方のふくらはぎを床につける
- 両足の時、背骨をひとつひとつ全て床につける
上げている脚を使って下腹部に圧をかけることが目的です。
股関節に痛みを感じるぐらい膝を引っ張りましょう。
下の二つは難しいかもしれませんが、目指すところとして取り組んでみてください。
ガス抜きのポーズができない時は
・片足
伸ばしている方のふくらはぎが浮いてしまう人は、足の指を自分の体に向けて足首を内側に曲げてみましょう。
だんだんふくらはぎが床に近付きます。
・両足
骨格系や関節が整うと、両肩が床についたままお尻を下げられるようになり、最終的には首から尾骨まで全ての背骨が床につく日が来るでしょう。